自分にとっての趣味(書きかけ)

いわゆる「趣味」とは何を目的にしているのだろうか。
私にとっての趣味の目的は、社会や他人から不可侵の領域を自分の中に保つというところに留まるべきだ。このことを私は忘れてはならない。
私には、自分のあるがままを承認されたいという欲求があるが、これはとても叶えられるものではない。私のあるがままとは、自己愛しかない自己中心人間なのであり、そのような人格はそのまま社会に適合することは不可能だから。
過去を振り替えると、私の趣味の出発点は、社会や集団から疎外されていることや、他者との競争などへの反発から生じた、自分のあるがままを表現する領域を求める欲望にあった。
しかしそうした動機ではじめた趣味の領域で、私は考えなしに、同じ趣味の他者とのコミュニティに属したいと思い、挙げ句共同作業なんぞを始めた。この時点で、もはや動機の欲望をそのまま守ることが不可能なのは明白だった。

続く 適宜修正する可能性あり