アンディシュ・ハンセン「スマホ脳」メモ書きかけ

人間の体や脳は人間の歴史で長期間を占める狩猟生活時代の社会へ適応するよう作られており、現代社会に適応していない。

脳と体のシステムで注目すべきはストレスのシステムと報酬系のシステムである。どちらも感情を用いて、人間へ行動を促す。

 

ストレスシステムについて

感情は、人間を狩猟時代に適切だった行動をさせるための機能である。不安やストレスは現代社会に起因するが、脳はそれらへの解消法を狩猟時代のストレスへの対処に紐付けてしまい、現実への対処にならない反応が体や脳に起こってしまう。これが鬱などの症状によって現れる。

自分の感情が、現代社会に対応していないという理解をもつべきである。

 

報酬系システムについて

報酬系システムには、集中する対象を選択させるためのドーパミンと、行動したことによる満足感を与えるエンドルフィンとがある。