思考停止はイカンというけれども

公私問わず波風立てないためには考えない方がいいこともあると思う。それは戦略的に思考停止するということであって受動や惰性ではない。
社会的に必要なことだったり自分にとって死活問題である場合は別だがそれは余程のことだろう
例えば自分にとって不条理なことが起こっているとの認知を思考停止という言葉で促され、復讐心に駆られることがあるが、よくよく考えるとそれが他のことほどプライオリティが高くないと気づいたりする。(実際自分がそれを不条理だと感じたとしても、である)

そもそも思考停止という言葉が漠然としていて、相手を批判したり誘導したりする文脈で使われる場合が多い。つまり煽動する際に使われる場合が多いということであり、それに追従するのは矛盾を体現しているようなものだと思う。
思考停止という批判を受けたとき、自分が本当に当てはまっているのか、相手の意図はなんなのかを判断するのが重要である。